こんな私でも、誰かに大切にされていいのかな
好きな人ができると、
なぜか、
自分の欠点ばかりが目につくことがあります。
「もっと可愛かったら」
「もっとしっかりしていたら」
「こんな私じゃ、きっと…」
そんなふうに、
自分を責める気持ちが、
いつもより強くなる夜があるかもしれません。
自分を低く見てしまうとき
誰かのことを本気で好きになるほど、
「私はその人にふさわしいのかな」
という不安が生まれてきます。
そう思ってしまうのは、
その恋をとても大切に感じているからです。
本気で好きな相手のことを、
心の中の高いところに置いているから、
自分が今いるところが、
すこし低く感じてしまうかもしれません。
ほんとうに大切にしたい相手から、
自分がどんなふうに見えているのか、
実際にはそんなことなくても、
悪い方に考えてしまうこともあります。
どうでもいい相手から、
自分がどう見えているかなんて、
そんなに気にしません。
あなたはそれだけ、
この関係を真剣に考えているのです。
自信がなくなるのは、恋をしているから
恋をすると、
相手のことが大切になる分、
自分の価値も気になってしまいます。
「ちゃんと大切にされたい」
「この関係を失いたくない」
そんな想いがあるからこそ、
心は自分を厳しく見てしまいます。
恋の釣りあいがとれる位置をさがして、
それは少し遠いところかもしれないと、
不安になってしまうかもしれません。
それはあなたの弱さではなく、
相手と同じくらいすてきでありたいという、
けなげな向上心から来ている、
やさしさの裏返しです。
誰かの価値と、あなたの価値を比べなくてもいい
人はつい、
誰かと自分を比べてしまいます。
「あの人のほうが」
「私なんて…」
そんなふうに、
心の中で天秤を置いてしまって、
落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
でもそんなときには、
思い返してみると、
その人のよいところと自分のわるいところを、
比べてしまっているかもしれません。
あなたのよいところを天秤に乗せることを、
忘れてしまっていることがあります。
そもそも、
誰かによいところがあるからといって、
あなたの価値が下がるわけではありません。
あなたの存在を、
軽いものかもしれないなんて、
誰にも決められるものではありません。
もちろんあなたにもです。
「好き」と「価値」
誰にどう思われるかと、
あなた自身の価値は、
まったく別のものです。
好きになってもらえるかどうかで、
あなたの人間としての価値が、
決まるわけではありません。
価値があるから、
好きになられるわけじゃない。
好きになられないから、
価値がないわけじゃない。
あなたがその人を好きになったのが、
価値があるからではないなら、
その人があなたを好きになることにも、
価値は関係ないはずです。
あなたの存在そのものがすでに、
大切にされる理由になっています。
大切にされる価値は、もともとあります
何かができるから、
完璧だから、
愛されるわけではありません。
不安になったり、
揺れたり、
自信をなくしたりしながらでも、
あなたはあなたでいる。
そのこと自体に、
大切にされる理由があります。
この恋の中の、大切なあなた
恋をして揺れているあなたも、
少し弱くなっているあなたも、
自信をなくしているあなたも。
どれも、
いまこの恋の中で生きているあなたです。
その全部が、
大切にされていい存在です。
いまのあなたにできること
「こんな私なんて」と思ったとき、
ほんの少しだけ、
その言葉から距離を取ってみてください。
自分のことで不安になってしまうあなたは、
相手のことを本当に大切に思っている、
とてもすてきな人です。
そんな恋をしているあなたは、
とても一生懸命で、
とてもやさしい人です。
そんな自分のことを、
いま相手のことを想ってがんばれているなって、
自分で褒めてあげてください。



