「重い」と言われるのが怖くて、本音を隠してしまうとき
好きな人に嫌われたくなくて、
本当は言いたいことがあるのに、
ぐっと飲み込んでしまうことがあります。
「こんなこと言ったら重いかな」
「面倒な人だと思われるかも」
そんなふうに考えているうちに、
自分の気持ちが、
どこかに置き去りになってしまう。
言葉にしない選択をしているのに、
心だけが、
ちゃんと気づいてほしくて、
静かに痛んでいることもあります。
本音を隠すのは、やさしさでもあります
本音を言えないのは、
あなたが相手を思いやっているからです。
自分の気持ちよりも、
相手の負担にならないことを選んでいる。
関係を壊したくなくて、
空気を守ろうとしている。
いろんなところで相手を優先しようとしている、
とてもやさしい選択をしています。
それは決して悪いことではありません。
あなたの中にある、
やさしさのひとつの形です。
でも、苦しくなってしまう理由
でも本音を心の奥にしまい続けると、
心は少しずつ疲れていきます。
言えなかった言葉や、
飲み込んだ感情は、
消えるわけではなく、
心の奥にたまっていくからです。
「平気だよ」と笑いながら、
本当は少し寂しかったり、
我慢していたり。
そのくりかえしが、
小さな負担としてあなたの心に溜まっていって、
少しずつあなたの心を重くしていきます。
本音を言えないのは、嫌われたくないから
本当の気持ちを隠してしまうのは、
相手に嫌われたくないし、
変わらずに大切にされたいからです。
「重いと思われたくない」
その気持ちの裏には、
この恋を失いたくない、
とてもまっすぐな想いがあります。
そんなあなたは、
この相手との関係を、
それだけ大切に感じているのです。
少しずつで大丈夫です
すべてを正直に話す必要はありません。
ほんのひとこと、
「実は少し寂しかった」
「ちょっと不安だった」
そんな小さな本音を伝えるだけでも十分です。
もしかしたら相手だって、
同じことを考えているかもしれません。
気持ちを言葉にしない場合でも、
そんな本音があることを自覚するだけで、
心は少しずつ軽くなっていきます。
いきなり大きなことをする必要はありません。
小さな本音の整理をくりかえすことで、
また心が呼吸できるようになっていきます。
重いかどうかは、気持ちの量では決まりません
気持ちが大きいから、
重いというわけではありません。
伝え方や、
タイミングや、
相手の受け取る余裕によって、
同じ言葉でも意味は変わります。
今あなたが持っている気持ちは、
とても大きいかもしれません。
でもそれが、
重いとか悪いとかは、
まったく別のことです。
気持ちが大きいからって、
あなたの気持ちそのものが、
間違っているわけではないのです。
いまのあなたにできること
すべてを一度に話さなくて大丈夫です。
ほんの少しだけ、
本音を言葉にしてみることからでかまいません。
あなたの大きな気持ちには、
ちゃんと価値があります。
これまで言葉を伝えずに、
心の奥にしまってきたことも、
あなたのやさしさと誠実さが選んでいった、
これまでの恋の大切な履歴です。
それを自分で認めてあげることが、
この恋を大切にすることにつながります。



