好きな人のまわりに、ほかの人がいると苦しくなる
好きな人が、
自分以外の誰かと楽しそうに話しているのを見ると、
胸の奥が、
きゅっと縮むように苦しくなることがあります。
笑っている姿を見ただけなのに、
心がざわざわして、
視線をそらしたくなってしまう。
「私じゃないんだ」
「その場所にいていいのは、私なのに」
そんな気持ちが、
ふいに心に浮かぶこともありますよね。
嫉妬は、愛情のかたちのひとつです
その苦しさは、
あなたがその人を、
本気で大切にしているから生まれるものです。
独占したいからというより、
失いたくない、
遠くへ行ってしまわないでほしい。
そんな気持ちが、
嫉妬という形で表れているだけなのです。
誰かを本気で想ったときに、
そんなふうに心が揺れてしまうのは、
決して悪いことではありません。
ざわつきは、あなたが大切にしている証です
胸がざわつくのは、
あなたがこの人を本気で想っているからです。
ちょっとしたことで胸がざわついてしまうのは、
その関係に本気だから。
どうでもいい相手のことで、
心が苦しくなったりはしません。
視線が気になることも、
比べてしまうこともないはずです。
本気だから、気になるし、
大切だから、苦しい。
その感情は、
あなたの愛情の深さを、
正直に映しています。
比べてしまうと、心は疲れてしまいます
誰かと自分を比べるほど、
不安は少しずつ大きくなっていきます。
「私のほうが大切にされているのかな」
「向こうのほうが楽しそうだな」
そんな考えが頭の中を行き来して、
気づかないうちに、
あなたの心をすり減らしてしまうこともあります。
比べてしまう自分が悪いわけではありません。
相手のまわりにいるその人を、
責めたくなったり、
うらやましかったりして、
少しだけ不安になってしまうだけなんです。
そんな感情を、責めなくてもいい
嫉妬は、
恥ずかしい感情ではありません。
嫉妬しているから悪い、
そんなことは絶対にありません。
その気持ちは、
あなたの中にある、
大切な想いの裏返しです。
嫉妬を感じてしまったからといって、
あなたの価値が下がるわけでも、
その心が汚れているわけでもありません。
嫉妬してしまう自分を、嫌いにならなくていい
「こんなふうに思うなんて、嫌な人間だな」
そんなふうに、
自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも嫉妬は、
悪い人だけが感じるものではありません。
大切な人を失いたくないとき、
離れたくないとき、
どうしても心は揺れてしまいます。
それはあなたが、
ちゃんと相手を想えている証拠です。
その気持ちを、ひとりで抱えなくていい
言葉にできないままの嫉妬は、
心の中で、
どんどん大きくなってしまいます。
生まれた感情を見つめてあげて、
ひとりごとにしてみたり、
文字に書き出してみたりしてみてください。
言葉にしてみるだけで、
「ああ、私はちゃんと好きなんだな」と、
改めて気づけることもあります。
悪いことをしているのではなく、
ただ不安を感じているだけなんだと、
自分の心に自分で教えてあげてください。
いまのあなたにできること
その苦しさを、
無理に消そうとする必要はありません。
「私は、この人が好きなんだな」
「それだけ大切に思っているんだな」
そう気づくだけで、
心は少しだけ、落ち着いてきます。
嫉妬してしまう自分も含めて、
いまのあなた、
いまの恋です。
その気持ちを、
やさしく受け止めてあげてください。



