相手の態度がそっけないと感じるときに考えてみてほしいこと
好きな人の態度が、
なんだか前よりも冷たく見えるときがあります。
返事が短くなったり、
話しかけても素っ気ない感じがしたりすると、
心はすぐに不安でいっぱいになってしまう。
「私、何かしてしまったのかな」
「もう興味がなくなったのかな」
そんな考えが、
頭の中をぐるぐる回ってしまう。
何もはっきりしていないのに、
心だけが先に傷ついてしまうような、
そんな時間が続くと、とてもつらくなります。
そっけなく見える理由は、ひとつではありません
人の態度は、
その人の気持ちだけで決まるわけではありません。
仕事や学校で疲れていたり、
悩みごとを抱えていたり、
頭の中がいっぱいになっていたり。
ただぼんやりしているだけでも、
反応はいつもと違って見えてしまいます。
それがたまたま、
あなたと話しているときに表に出ただけ、
ということも少なくありません。
あなたへの気持ちとは別の理由で、
表情や言葉が少し硬くなっているだけかもしれないのです。
そっけなさを、自分の価値と結びつけなくていい
相手の態度が少し変わると、
人はつい
「私が足りないからかな」
「私が嫌われたのかな」
と、自分の価値と結びつけてしまいます。
でも、誰かの態度が揺れるたびに、
あなたの大切さが変わるわけではありません。
相手の余裕や状況と、
あなたの価値は、別のものです。
そのことを、
少しだけ思い出してあげてください。
不安は、相手を大切にしている証です
そっけなく感じて苦しくなるのは、
あなたが相手をどうでもいいと思っていないからです。
もし本当にどうでもよかったら、
相手の態度が変わっても、
ここまで心は揺れないはずです。
気にしてしまうのは、
それだけ相手の存在が、
あなたの中で大きくなっているということ。
その不安は、
あなたのやさしさの形でもあります。
ひとりで決めつけなくて大丈夫です
「嫌われたのかも」
「もう気持ちがないのかも」
そう思ってしまうと、
心はどんどん苦しくなってしまいます。
そして、その不安が、
さらに相手の態度をそっけなく見せてしまうこともあります。
でも、相手の態度の本当の理由は、
相手本人にしか分からないことも多いです。
だから、あなたの不安だけで、
この関係のすべてを決めなくてもいいんです。
いまのあなたにできること
すぐになにかしようとしなくても大丈夫です。
あなたが感じたその「そっけなさ」は、
あなたが悪いわけでも、
相手が悪いわけでもなかったかもしれません。
あなたが感じているこの不安は、
相手を大切に思っているからこそ生まれています。
それと同じことを、
相手も考えているかもしれないのです。
あなたが不安に思ったその気持ちを、
「これは悪い気持ちじゃない」と、
まずは自分で認めてあげてください。
そうするだけで、
心は少しずつ、静かになっていきます。



