特に何かが起きたわけじゃない。
特別な連絡が来たわけでも、
来なかったわけでもない。
関係がうまくいっているとも、
うまくいっていないとも言えない。
そんな中で、
ふとした瞬間に今の恋のことが、
何度も頭に浮かんでしまう日があります。
考えなくていいはずなのに、
何かを見落としている気がしたり、
このままでいいのか確かめたくなったり。
そんな日があるのは、
決しておかしなことではありません。
何も起きていない日に落ち着かなくなる理由
恋に大きな出来事がないときには、
気持ちの行き場がなくなることがあります。
なにか問題が起きていれば、
悩む理由がはっきりします。
お互いに行き違いがあったとか、
けんかをしてしまったとか。
それならば、ああいうことがあったから、
こういうふうにしていこう、
そうやって行動に移すことで、
段階的に心を落ち着けていくことができます。
でも何も起きていないと、
「この静けさをどう受け取ればいいのか」
そう思ってしまう時があります。
この静かな感じに安心していいのか、
それとも油断しているだけなのか。
マイナスなことがあったわけじゃなくても、
その分からなさが、
落ち着かなさとして残ることがあります。
恋を考え続けてしまうのは、真剣だから
なにもないときに、
何度も恋のことを考えてしまうのは、
あなたの心が弱いからでも、
恋に依存しているからでもありません。
それだけ現在の状況を、
大切にしたい気持ちがあるということです。
現状にちゃんと向き合おうとしているから、
なにもせずに放っておけない。
小さなことでも雑に扱いたくない。
だから、
考えなくていい日にまで考えてしまう。
それ自体を責める必要はなくて、
落ち着いていることについて向き合えている、
なにもないなら、
なにもしないでいいとは思わない、
そんなとても誠実なこころの動きです。
答えを出さなくてもいい
なにもないところから生まれた問いであれば、
答えも、あってないようなものかもしれません。
- この関係をどうするか
- この気持ちは何なのか
- この状況はままでいいのか
悪いことがあってこんな問いが生まれたなら、
解決のためにどうするかを考える必要があります。
でもそうではなくて、
なにもないけれど落ち着かない、
なにもない現状について何度も考えてしまう。
そんな状況なのであれば、
解決するべきことが見つからないかもしれません。
解決しない自問をくりかえしてしまって、
答えがないから不安だけが残ってしまった。
実際には問題がないのに。
そんな構造で、
いらない疲れを感じてしまうこともあります。
ですから今日は、
そういう問いは脇に置いても大丈夫です。
問いをそのままにしていくことは、
逃げではなくて、休憩です。
しなくてもよいことは、
しなくてもよいのです。
恋から少し目を離すことで戻ってくるもの
恋のことを考えない時間をつくると、
少しずつ別の感覚が戻ってきます。
恋の前に自分が持っていた、
いつもの生活のリズムとか。
前からずっと好きだった音楽や、
趣味に没頭する時間、
ただぼーっとするだけの時間。
意識して我慢したものでなくても、
今の状況を維持するために、
知らないうちに放っておいてしまったものが、
いくつもあるかもしれません。
恋が大切であることと、
恋以外の時間を生きることは、
矛盾しません。
恋から一度目を離したからといって、
気持ちが消えてしまうこともありません。
今日は、こう過ごしてもいい
今日は、
何かを変えなくてもいい日です。
前向きにならなくてもいいし、
意味を見つけなくてもいい。
「今日はあまり考えなくていい日なんだ」
そう自分に言ってあげるだけで十分です。
また考えたくなったら、
そのときに考えればいい。
恋のことを考えない日は、
恋を軽く見ている日ではありません。
ただ今日は、
自分を休ませてあげる日なだけです。



