勇気を出して想いを伝えたのに、
返事は「少し待ってほしい」。
その言葉を聞いて、
心が宙に浮いたまま、
どこにも着地できずに落ち込んでいませんか。
思い切って告白をした後は、
すぐに答えがもらえるものだと、
期待していたかもしれません。
それなのに結果が分からないまま、
時間だけが過ぎていくのは、
とても苦しいものです。
相手のちょっとした言葉や、
態度が気になってしまったり、
考えすぎて夜眠れなくなってしまったり。
待っている時間はとても長く感じられて、
心が押しつぶされそうになるものです。
このコラムは、そんなあなたの、
不安やモヤモヤに静かに向き合い、
自分の気持ちを整理して、
落ち着いて考えることを手伝うためのものです。
相手の気持ちを、
完全に読み取るのはできないことです。
けれど今あなたが抱えている、
そのつらい気持ちを整理して、
少しでも心を軽くすることはできます。
あなたの心が少しでも穏やかになるように、
一緒にゆっくりと考えていきましょう。
恋愛関係が始まる前という状況に近いもので、
一緒に読んでみてほしいコラムを3つ、
紹介させていただきますので、
今の気持ちに近いものがあったら、
ぜひ読んでみてください。
近づきたいのに、どうしても距離が縮まらないとき – 恋、どう思う?
片思いで前に進めないのは、なぜなんだろう – 恋、どう思う?
思うように恋が進展しなくて、焦ってしまうとき – 恋、どう思う?
どうしてこんなに苦しいの?「保留」が心に与える負担
告白の返事を待っている時間は、
なぜこれほどまでに、
心をすり減らすのでしょうか。
まずは、
あなたが今感じている苦しみの正体を、
やさしく紐解いていきます。
勇気を振り絞った分だけ、反動が大きくなるから
告白をする前、あなたはきっと、
数え切れないほどのシチュエーションを想像して、
心が張り裂けそうなほど緊張していたはずです。
失敗したらどうしようという、
怖さを自分で乗り越えて、
全力で想いをぶつけました。
それだけ大きなエネルギーを使ったのですから、
すぐに結果が出ない場合には、
張り詰めていた感情の糸の、
行き場がなくなってしまいます。
「あんなに頑張ったのに」という無力感や、
エネルギーを使い果たしたことによる、
感情的な極度の疲労感が、
あなたを深く落ち込ませているのです。
今のあなたが疲れてしまうのは、
本当に仕方のないことなのです。
答えがわからない状態は、一番心が疲れるから
人の心は、
「白か黒か分からない状態」に置かれたとき、
とても強いストレスを感じてしまいます。
はっきりと断られたのなら、
それは悲しいけれど、
泣いて前に進む準備ができます。
両思いになれたのなら、
手放しで喜ぶことができます。
しかし「保留」という状態は、
期待と不安が交互にやってきます。
「もしかしたら、うまくいくかもしれない」
という希望の光が見えたかと思えば、
「やっぱり迷惑だったのかもしれない」
という不安の波が押し寄せてくる。
この感情の揺れ動きが、
あなたの心を激しく消耗させているのです。
相手の気持ちを想像してみる。返事を待たせてしまう5つの理由
相手の態度や言葉を、
どう受け取ればいいか迷ったときは、
答えをひとつに決めつけず、
いくつかの可能性として、
整理してみるのがおすすめです。
相手があなたの告白を保留にしたのには、
どのような心理があるのでしょうか。
1. まったく予想していなくて、純粋に驚いている
あなたの好意にまったく気づいておらず、
突然の告白に対して、
ただただ驚いてしまったケースです。
嫌いだから保留にしたわけではなく、
頭が真っ白になってしまって、
とっさに「考えさせてほしい」としか、
言えなかったのかもしれません。
この場合ならば、相手は今頃、
あなたという存在を急に、
「恋愛対象」として意識し始めて、
ドキドキしながら自分自身の気持ちと向き合っている最中です。
2. 今の心地よい関係性を壊したくないと迷っている
あなたが相手にとって、
とても大切な友人であったり、
信頼できる職場の同僚であったりする、
そんな場合によく見られる心理です。
相手はあなたのことを、
純粋に人間として好ましく思っています。
だからこそ、
「もし付き合ってうまくいかなかったら、この大切な関係まで失ってしまうのではないか」
と怖くなっているのです。
あなたという存在がよいものであり、
あなたを失いたくないからこそ、
慎重に答えを出そうとしています。
3. 仕事や勉強など、恋愛以外のことで余裕がない
どんなに優秀な人であっても、
心の中に一度には、
たくさんのことを抱えきれません。
相手がいま仕事の中で、
大きなプロジェクトを任されていたり、
資格試験の直前であったり、
あるいは家庭の事情で悩んでいたりする場合、
恋愛について深く考えるエネルギーが、
もう残っていないことがあります。
あなたを傷つけたくないし、
適当な返事もしたくない。
だからこそ、
「落ち着いて考えられるようになるまで待ってほしい」
というかたちで、
誠実さを表してくれることもあります。
4. あなたのことを真剣に考えたいからこそ、時間がほしい
テキトーな形で付き合うことは、
絶対にしたくない。
そう思ってくれる真面目な人ほど、
返事に時間をかけます。
自分のこれからの人生や、
あなたを本当に幸せにできるかどうかを、
じっくりと自問自答している場合です。
軽々しく「いいよ」と言わないのは、
それだけあなたという人間に、
真剣に向き合ってくれているからかもしれません。
5. 断り方がわからず、言葉を探している
これは悲しい場合ですが、
ひとつの可能性として、
しっかりとお伝えしておきます。
現時点ではまだ、
お付き合いの意思がないものの、
あなたを傷つけるのが申し訳なくて、
その場ですぐに断ることが、
できなかったというケースです。
穏やかな優しい人や、
環境によっては人間関係の波風を、
なるべく立てたくない人に多い傾向があります。
どのような言葉を選べば、
あなたの心をなるべく傷つけずに済むのかを悩んでいる状態です。
不安な気持ちのまましがちな、少し気をつけたい行動
待っている間には、
心がとても不安定になります。
近づきたいのに近づけない、
離れたほうがいいのか迷ってしまう。
そんな葛藤の中で、
ついやってしまいがちな行動があります。
こんなことには少しだけ、
気をつけてみてください。
焦って返事を急かしてしまうこと
「あの件、どうなった?」
「いつ返事をくれるの?」
と、返答について何度も聞いてしまうのは、
かえって相手の恋の心を、
遠ざけてしまう原因にもなります。
きっと相手は相手のペースで、
一生懸命に考えてくれています。
焦る気持ちは痛いほど分かりますが、
ここで相手を追い詰めてしまうと、
「プレッシャーをかけられるのは辛い」
と、マイナスな印象を与えかねません。
避けたり、極端に冷たい態度をとってしまうこと
微妙な距離の気まずさから、
顔を合わせても挨拶をしなかったり、
わざと冷たく接してしまったりなど、
態度を変えてしまうのも控えたほうがよいでしょう。
相手からすると、
「告白を保留にしたから怒っているのかな」
と、誤解してしまいます。
あなたが不機嫌そうにしていると、
相手からも声をかけづらくなり、
そのまま距離ができてしまう危険があります。
SNSでネガティブな発信をしてしまうこと
夜、ひとりで考えすぎていると、
ふと誰かに分かってもらいたくて、
SNSに意味深な言葉や、
ネガティブな感情を書き込んでしまうことがあります。
自分だけが見られるものであれば、
気持ちを吐き出す場所になりますが、
もしそれが相手の目に留まったら、
相手を責めているように見えてしまうかもしれません。
文字として吐き出したいときは、
誰にも見られない個人のノートや、
メモ帳に書くことをおすすめします。
気持ちを書いて消すだけのページを、
このサイトの中にも用意してあります。
気持ちを書き出すための場所 – 恋、どう思う?
自分の気持ちを軸にする。心を休めるためのやさしい過ごし方
恋のことで心が疲れてしまったときは、
無理に前向きにならなくて大丈夫です。
気持ちを休ませることを、
まずは第一に考えてください。
そんなつらい待機期間を、
少しでも穏やかに過ごすための方法を提案します。
まずは「勇気を出した自分」を思いきり褒めてあげる
「もっと気の利いた言葉で伝えればよかった」
「あんなタイミングで言うべきじゃなかった」
と、自分を責めていませんか。
今回一番大切なのは、
あなたが自分の気持ちから逃げずに、
ちゃんと相手に伝えたという事実です。
傷つくかもしれないリスクを背負って、
ちゃんと一歩を踏み出した自分を、
どうか誇りに思ってください。
あなたはとても勇敢で、
大切なことを成し遂げたんです。
気持ちを紙に書き出して整理してみる
考えすぎてしまう夜や、
言葉にできない不安があるときは、
頭の中にあるものをすべて、
紙に書き出してみてください。
「今、何が不安なのか」
「相手にどうしてほしいのか」
「自分はどうなりたいのか」。
思いつくままにペンを動かすだけで、
絡まっていた感情が、
少しずつほどけていきます。
自分の本音を視覚化することで、
驚くほど心が落ち着くことがあります。
恋愛から少しだけ距離を置き、頭を空っぽにする
ずっと相手のことばかり考えていると、
心が息苦しくなってしまいます。
意識的に、恋愛以外のことに、
没頭する時間を作ってみてください。
気になっていた映画を観る、
ゆっくりお風呂に浸かる、
部屋の掃除に集中してみたり、
趣味のことを思いだしてみたり。
頭を空っぽにして、
「自分のためだけ」に時間を使うことで、
失いかけていた心の余裕が、
少しずつ戻ってきてくれます。
信頼できる友人に、ただ話を聞いてもらう
ひとりで抱えきれなくなったら、
信頼できる友人に、
「少し話を聞いてほしい」と頼ってみましょう。
アドバイスをもらう必要はありません。
ただ「待つのは辛いね」、
「よく頑張ったね」と共感してもらうだけで、
救われる気持ちがあるはずです。
友人が同じようにして、
恋の悩みを聞いてほしいと言ってきたとき、
あなたはきっと、
やさしくただ聞いて、
共感してあげるはずです。
それと同じことなのです。
人に話すことで、
客観的に自分の状況を、
見つめ直すきっかけにもなります。
相手との距離感に迷ったとき。保留中の連絡や態度のヒント
明日、相手と顔を合わせたら、
どう接すればいいのか。
連絡はしてもいいのかな。
これまでと違う状況のなかで、
あいまいな関係のときに、
距離感の取り方に悩むのは当然のことです。
一旦、自分の心をすり減らさないことを、
最優先に考えてみましょう。
基本的には「いつも通り」を心がける
相手に会う機会がある場合は、
なるべく告白する前と同じように挨拶をし、
自然に振る舞うのがベストです。
あなたがいつも通りでいてくれると分かれば、
相手もホッと安心して、
余計なプレッシャーを感じずに、
あなたとのことを考えられます。
無理に笑顔を作る必要はありませんが、
「私はいつも通りここにいるよ」
という態度を示すことが、
相手への最大の思いやりになります。
連絡は自分からは控えめに、相手のペースに合わせる
LINEなどの連絡は、
特別な用事がない限りは、
自分からは控えるのが無難です。
もし相手から日常的な連絡
(仕事の件や、他愛のない話題)が来た場合は、
普通に返信するべきでしょう。
ただ、長文になりすぎたり、
返信を早急に求めたりしないよう、
少しだけ淡白なペースを心がけると、
お互いにとって負担が少ない、
ちょうどいい距離感を保つことができます。
待ち続けることに疲れたら。自分の中で「期限」を設けてみる
「考えさせてほしい」と言われたものの、
1週間、2週間と経っても返事がないと、
心は限界を迎えてしまいます。
いつまで待てばいいのか分からない、
そのような状態にずっといるのは、
精神衛生上よくありません。
そんなときには、
自分の中だけこっそりと、
「期限」を決めてみてください。
「あと1週間待って、何も言ってこなければ、自分から聞いてみよう」
「今月末まで待ったら、もうこの恋は自分の中で終わりにしよう」。
相手を待つ受け身の姿勢から、
自分が期限を決めるという、
主体的な姿勢に変わるだけで、
心の負担は大きく減ります。
そして決めた期限が来たら、
「この前伝えたこと、どうかな? プレッシャーをかけたくないから、もし答えが出ないなら一度忘れてくれても大丈夫だよ」と、
優しく聞いてみる、
そんな勇気を持ってもいいのです。
あなたの時間は、
相手のためだけにあるのではなく、
あなた自身の大切な時間なのですから。
恋の結末がどうであれ、想いを伝えたあなたは素晴らしい
このつらい待機期間の終わりには、
あなたが望んでいた答えが、
ちゃんと待っているかもしれません。
あるいは、
違う結末が待っているかもしれません。
ただ今言えることは、
あなたが自分の気持ちに嘘をつかずに、
逃げずに相手へ届けたという事実は、
決して消えることはないということです。
人を好きになり、
それを言葉にして伝えるのは、
誰にでもできることではないのです。
その勇気を持てた自分自身を、
誇りに思ってください。
その経験は、
間違いなくあなたを人として深く、
優しく成長させてくれます。
今はまだ、
結果が分からなくて、
不安な日々が続くかもしれません。
けれど、
どうか無理に白黒つけようとしたり、
自分を追い詰めたりしないでください。
好きな人の言動が気になったり、
考えすぎてしまうときは、
ここで心を休めてください。
まずはこんなに悩んでしまっている今日、
一生懸命に恋をしている自分を労わり、
あなたのペースで深呼吸をしながら、
今日という日を大切に過ごしていってくださいね。
頑張るあなたの心を、
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